昨日は、フレイルサポーター養成講座の講師として、新規のサポーターとトレーナーになられる方々にお話しをさせてもらいに行ってきました。
僕自身、フレイルトレーナーになったのは去年の3月。だけど実際は4月に出国して、帰国後の今年3月から活動を本格的に始めて、まだ3ヶ月半ほどという経験の浅い時期ではあるんですけど、こういった場でお声掛けをいただいたことがとても嬉しくて、昨日は少し緊張しながらも行ってきた感じです。
先週すでに十数名の方が受けられていて、昨日は2日目の日程。数名のサポーター・トレーナーの方と一緒に時間を過ごしました。会場の雰囲気は和やかで、参加してくださっている皆さんは60代から70代の方が中心でした。
参加のきっかけをお聞きすると、それぞれに理由があって、すごく印象に残っているんですよね。自分自身のフレイル予防のためにフレイルのことを知りたい、という方もいたし、一方でフレイルチェックの場を実際に経験して「私も誰かのためにこういう活動をしてみたい」というやりがいを感じて来てくださった方もいて。
住民の方が、住民のために自ら動き出すって、本当にすごいことだなと率直に感じました。
退職後の役割、というのは実は自分の父を見ていても思うことがあって。長く勤めた会社を辞めたあと、日中にすることがない状態が続くと、活気も気力もなくなってしまう人って少なくないと思うんですよね。うちの父も、「畑でもやれば」って言っても、最初は全然動かなかったけど、僕が畑を準備して、自分がまずは作り始めて、世話をさせるようにしていったら、今では自分で耕して収穫までやってくれてる。しめしめと思いながら見ているんですけどね(笑)。65歳からの30年って長くて、何かしら役割があるかどうかっていうのは、気持ちのうえでもすごく大切なことだと思っています。
だからこそ、フレイルサポーターという活動に興味を持って足を運んでくれた方がいるということが、その方自身にとっても本当に意味のあることだなと感じながら、昨日は話をしていました。
午後からは既存のフレイルサポーターの方々も講座に協力しに来てくれました。やっぱり同じ属性・同じ目線の人が話してくれる言葉って、絶対に話の入り方が違うんですよね。僕らトレーナーは知識の引き出しを持つサポート役で、実際に参加者の心を動かすのはサポーターさんたちの言葉なんだと改めて感じました。サポーターが次のサポーターを育てていく、そういう循環ができていったら、地域の支え合いって自然と繋がっていくんじゃないかなと思っています。
一方で、担い手不足という課題は現実にあって、そこをどうつないでいくかっていうのは、まだまだアイデアが必要な部分でもあります。「何かしたい、でも何をしたらいいかわからない」という人って、意外とたくさんいると思うんですよね。そういう方にフレイルサポーターという具体的な手段を届けられたら、きっと「参加してみたい」と声を上げてくれる人が出てくるはずで。そういう情報を届けるための何かを作っていくのが、自分にできることの一つだなと改めて思いました。やりたいじゃなくて、やろうと思います。
また数日後には、昨日の参加者の方たちが実際のフレイルチェックの場で活動する研修があります。現場での姿を一緒に見ながら、また何かを伝えられたらいいなと思っています。
ではまた


